ダクトテープでチューブレス化:序
ダクトテープとは?
アメリカ人が絶大な信頼を寄せるテープ。アポロ 17 号の補修にも使われ、ボートから宇宙船までとりあえずなんでもこれで補修しとけ!という万能テープ。防水・気密。
アメリカでは、高校のダンスパーティーの衣装をダクトテープで作るコンテストもあるほど謎の信頼性と人気を得ている。(Wikipediaより)
ダクトテープでのチューブレス化
粘着力の強さ・気密性・粘着力の強さ、何より強度が高いとリムテープの代わりになる要件は十分。もちろんアメリカでは先人がいっぱいいる、主にファットバイクのチューブレス化に利用されている事が多い。
ファットバイクサイズのチューブレステープは市販されていないので、妥当といえば妥当である。日本でも MTB を中心に前例はあるようだ。
ダクトテープと一口に言っても種類は様々ですね。
CX ホイールをチューブレス化しよう!
今回ご用意しましたのはこちら、ニトムズの気密・防水クロステープ 片面粘着 KZ-7。
化学メーカー勤務の知り合いより推薦。
こいつを Velocity A23 リムに合うよう 21mm 幅に切り出す。高い強度を誇りながらカッターで簡単に切れ目が入り、手でちぎることも出来るという矛盾。
そして冒頭のようにリムに巻いていきます。
Notubes のイエローテープしか自分で使ったことはありませんが、粘着面への追従性が高く気泡が全くできない。このテープは Notubes テープよりやや厚い模様。ヘラのようなもので完全にリムに密着させた後、千枚通しでバルブ穴を開けて装着。
Notubes テープと違って穴が広がらないのでやや苦労する。石鹸水を塗ってタイヤとシーラントを装着して、試しに普通のフロアポンプでプッシュ!
一発でビードが上がる!空気抜けも…装着時点ではなし!
フロントはしっかり施工できました。
後輪編・実走編・シーズン後編、乞うご期待。