TCR ADVANCED PRO DISC納車

REVIEW ROAD
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規格戦争の一段落

我が家唯一のロードがディスクブレーキになった。

ディスクロードの勢力が強くなり始めた頃からずっと気になっていたが、ホイールとブレーキの規格が乱立していて中々手が出せなかった。

9100デュラエースを皮切りにTREK、GIANTなどのマスメーカーがフラットマウントブレーキに前後12mmスルーアクスルに統一したので、一旦規格は落ち着くとの読みでついに購入。

本来完成車だが、FDRDクランクは手持ちの9070デュラエースを移植。CXの経験から油圧+電動変速が最終型だという確信があったので最初からフル装備。

ただし、現行唯一の油圧Di2レバーであるST-R785にはスプリンタースイッチが装着できない。

スプリンタースイッチ

を心より愛している身としては結構つらいがST-R9170かST-R8070(仮)を待ちたいと思う。

ハンドルはこれまた気に入っているDixnaのJ-fit TRADを移植している。

ワンバイエスのジェイカーボンと同型のアルミハンドルで、レバーのリーチを短くしつつ、下ハンを持った時の体勢を低く取ることが出来る小柄ライダーの救世主。

これで部屋にある自転車からワイヤーという概念が消滅した、清々しい気分だ。

ロードバイクらしい動きのディスクロード

2016年モデルまで、ディスクロードは殆どがいわゆる「エンデュランスモデル」だったが2017年モデルで一気にレース向けのフレームが登場した。 Solacioも良いフレームだったが、バッカスに乗っていた頃のロードバイクらしい軽快感が欲しくなったのでブランドとしての安心感もあってTCRに決定!

リムブレーキモデルに、何も考えずディスクブレーキをポン付けすると、スルーアクスルと相まって剛性バランスが崩れるという話もあったが、現行TCR(リムブレーキ)の開発時から並行してディスクロードを開発しているという記事を読んでいたので、設計も煮詰められていると信用してみた。

First Review

ディスクロードは重くなるというのが定説だが、完成車のカタログ重量でこいつは7.5kgである。一般的なロードバイクと比べても遜色ない、むしろ検車で変な顔されないラインとしては十分だ。

ペダル(PD-9000 +4mm)・ボトルケージ・サイコンを装着し、コンポを9070に変更した上でパイオニアのペダリングモニター(両側)を装着した実重量は…

7.8kgでした!
パワーメーター付けたにしてはまぁまぁ軽量。ホイールをチューブラーにしてハンドルとサドルを交換して…と軽量化の余地はあるものの、あんまり頑張る必要もないレベルには軽量。

ちなみに納車時はブレーキホースがダウンチューブに入る部分のグロメットが無かったが、ショップ曰く元から入っていなかったとかなんとか。
そんなわけないのでGIANTジャパンに確認依頼したらやはり入れ忘れとのこと。
内容物一覧がそもそも同梱されない文化なので入れ忘れ検知できないらしいけどそれは仕事としてどうなんだろう…

First reviewなので実走のインプレは後ほど。