2014年度 湘南シクロクロス総括

RACEREPORT CX
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気がついたら4戦終わってしまっていた。

#1 平塚 (7/25 位)

開幕戦は雨のフラットコース。

雨の影響で、フラット特有の地脚勝負にはならず、砂利と泥という性質の違うスリッピーなコーナーをいかにクリアするかがキモになった。

マッドタイヤを履いて空気圧も気持ち低めにしたものの、ズルズル滑る。

スキルのある面々にコーナーごとに詰められて焦って、長いストレートをひたすら踏んで取りかえす繰り返し。

幸いにも大タレせずにゴール出来たので結果はそこそこだが、フラットなコーナーで切替すスキルの無さに悲しくなる。

#2 開成(パンク DNF)

平塚とは打って変わって晴天のフラットコース。

開成公園名物のキャンバースラロームや階段横断は健在。

平塚でコーナリングスキルの無さを痛感し、空気圧を下げてコーナーを攻めることにする。

しかし、この選択が裏目に出て階段を横断する際のコンクリート角で後輪をパンク。

硬い段差が何箇所かあることはわかっていたので、完全なる空気圧セッティングミス。

おまけにスペアホイールも持っていなかったため、そのまま1周ランニングしてDNF。

折角のホイール2セット体制も、持ってこなければ意味が無い。

#3 中井(5/22 位)

昨年は鬼のような下りで賛否両論あった中井コース(自分は好きだった)。

主催者曰く、「今年は安全なコースにした」とのことでちょっと残念であったが、凶悪さは失われていなかった…

平坦と激坂で脚と心肺を使わせた直後に現れる70段の階段。自転車だけ乗ってるとどうしようもないレイアウトである。

スペアホイールはしっかりピットに持ち込んだし、空気圧も念入りに調整。

早めに並んで1列目をゲットしてホールショットを決めることができた。

現プロや元プロが多いメンツの中、昔取った杵柄と階段で一気に突き放し、1周半ほどトップを独走。

その後は中ダレして後退したが、後半巻き返して一般人(?)の中ではトップでフィニッシュ。

階段でANCHORの人を抜いたけど下りきったあとのストレートでは全くかなわず。

お台場に向けてランニングの自信はついた…

#4 開成(8/35 位)

最終戦はいつもの開成…ではなく、キャンバーをなくしたフラットコースにこれでもかとコーナーを詰め込んだレイアウト。

おまけに川から汲んだ水で泥セクションを人為的に作成するという憎い心遣い。

それでいてストレートも長いため、脚とテクを両方試される。

コーナーが目算で30以上はあったため、得意の不整地ストレートよりもコーナーを重視すべきと判断。

前後マッドタイヤの上に空気圧も1.6BARほどの低さに設定して苦手意識のあるコーナーを攻め抜くことにした。

初戦の平塚以降練習したこともあって、コーナーでアドバンテージを稼ぐことに成功。

余裕もあったのでインを突いたり、わざと後ろのラインを潰してみるなどコーナーでいろいろと試すことも出来た。

すぐ前の落車を冷静にクリアするなどしてバイクコントロールは思い通りだったが、

しかし盆栽屋さんらの圧倒的直線に追いつけず。その前の高校生ズはいつもどおり遥か遠く。

コンスタントにシングルリザルトはついてくるものの、昇格はまだまだ遠いと感じたシリーズ戦だった。コーナーテクを意識して冬を過ごしたので、次はまだ地脚を鍛える段階に来たのかもしれない。