脛で地面をグリップしたので湿潤療法グッズを比較するハメになった

擦り傷には湿潤療法。

自転車乗りの中では半ば常識と化した知識である。知らなかったらすぐググりましょう。 ラップ療法とも呼ばれているが、今はキズパワーパッドをはじめとするハイドロコロイド素材を用いて滲出液を吸収できる傷当てが各種販売されている。

昨年は大きな擦り傷を作る機会が何回かあり、その度にお世話になった。関西シクロクロスで怪我をした時は、傷をあらったあとすぐに防水フィルムだけを貼ってくれた。歴史が長いだけあり擦り傷の対応も手慣れたもの。代表格はキズパワーパッドだが、いかんせん価格が高いため、類似品をいろいろと使ってみた。製品によって特徴があったため、レポートしてみる。

主な評価軸は「最大面積」「吸収能力」「粘着力」とした。

ジョンソン・アンド・ジョンソン キズパワーパッド

最大面積:○

吸収能力:◎

粘着力:○

値段は最も高いが性能もかなり良い。
特に滲出液の吸収能力は紹介する中で最も高く、吸収用のガーゼなどを追加で当てる必要はほぼない。風呂でも剥がれづらく、使い勝手が良い。

ジャンボサイズ70x60mm、ほとんどが有効面積。

阿蘇製薬 クイックパッド

最大面積:○

吸収能力:○

粘着力:○

薬局でキズパワーパッドの隣に陳列されている可能性が高い。キズパワーパッドに比べてやや安く、形が縦長になっている。ジャンボサイズ58x78mm、こちらもほとんどが有効面積。

ニチバン ケアリーヴ直す力

最大面積:✕ 

吸収能力:△

粘着力:◎+

「ビッグ」がキズパワーパッドジャンボと同じくらいのサイズだがパッド部分は35x45mmしかない。そのため吸収能力も限界が低い。 剥がれにくさはトップクラス。自転車乗りには向いていない。

ズイコウ ハイドロコロイド包帯

最大面積:◎+++

吸収能力:△

粘着力:○

包帯タイプから切り出すため、トップクラスの有効面積を誇る。
治療経過後に範囲を小さく出来るのも良い。これだけあれば細かい傷にも対応可能。吸収能力はやや低いため、上からガーゼや防水フィルムでガードしないと日常生活内でズボンを汚すこと必至。

結論

落車の擦り傷は広範囲に渡ることが多いため、非定形にも対応でき、覆える面積が非常に広いハイドロコロイド包帯に軍配が上がる。
ハイドロコロイド包帯を貼った上から防水フィルムを貼ることで滲出液の漏れをかなり防げることは自分の体で実証した。

見た目はかなり重症になるが、ハイドロコロイド包帯→防水フィルム→ガーゼの順で貼っていくと生活の不便からはほぼ解放される。
湿潤療法は現場で傷を洗い流してすぐに対応することが非常に重要なので、ハサミと合わせてレースに携帯することをおすすめしたい。

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