オイルマッサージなんて宗教かプラシーボだと思ってた

REVIEW CX TIPS
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気のせいじゃない

スポーツオイルとかウォームアップクリームってありますよね。

大抵「血流上昇!」とか「疲労軽減!」など、かなり胡散臭いワードとともに宣伝されてます。代表的ものは、スポーツバルム・イナーメアロマ・Rapha のクリーム/オイル類。

CX 会場だと、レース前にせっせとこれらを脚に塗りこんでいる人がいます。自分は全く信じていなかったので、横目に見て何も思っておらず。

この手のスポーツオイル?クリーム?はシャモアクリームしか使っていませんでした。むしろ、アソスシャモアや、プロテクト S1 はわかりやすい摩擦低減という効果があったので、積極的に使っていました。個人的には 100km を越えるライドでは必需品です。内股の炎症が明らかに抑えられます。 みんな買おう。

話を戻してウォームアップ・リカバリーオイルへ。

今年の野辺山シクロクロスで、同室になった友人が使っていたのでイナーメのリカバリーオイルで 1 日目終了後にマッサージをしてもらいました。

翌日、「なんだか疲労が軽い気がする…」との感触。SSCX で踏み倒したので、本来なら筋肉にかなりのダメージがくるはずなのにそれほどでもない。それまでプラシーボだと思っていたのですが、なんとなく効果が感じられたのでイナーメのブースでその場で購入してみました。

とりあえず買ってみた

購入したのは「for CX」と「Recovery」。

おまけでRecovery Yellowも貰いました。

前者はレース前の血流増進+呼吸を楽にする効果、後者は筋肉をほぐしてリラックスさせ、回復を促すというものです。香りはわかりやすくリラックス系です。アップや風呂で汗をかいて毛穴が開いた時が最も効果があるとのこと。

野辺山 2 日目に CX を使ったのですが、「うーん、心肺が先にやられない、ような、気がする…」という程度でよくわからず。その後も関西クロスで利用を続けましたが同じような感触。この時点ではまだ、「プラシーボなのでは…」との評価。

これ、効くぞ

本格的な実感をしたのはRecoveryが先でした。

大阪転居のご挨拶にと箕面エリアを案内され、グルメライドのつもりが 130km2500m という山岳ライドに。山岳は苦手な上に、グルメのはずがアタックかかるし数日残ることも覚悟するレベルの強度でした…

その日は風呂に入った後、Recoveryオイルでマッサージをした後ストレッチをして就寝。翌日、筋肉痛がない。足の重さもない。

「もしかして歳のせいか?」と思ったが翌々日も何もなく、普通に練習可能。

すごいぞ!すごいぞオイルマッサージ!

もう階段なんて怖くない

for CXの実感はついこの間、年末の JCX 中井ステージ。

この会場は、前年に 80 段近い階段で関東の CXer を悪夢のどん底に陥れたコース。

心肺を容赦なく攻めてくるスタイル。

ちなみに、今年はキャンバー登り(ラン必須)も追加され、更なる人間力を試される事に。マジでいらないからそういうの…

前年は階段で呼吸がアップアップしてました、しかし今年はfor CXを塗って出陣。

深い呼吸を安定してできることで、心肺が先に死ぬことはありませんでした。

ただ、ランに慣れていない足腰は辛かったのですが。

このレースでfor CXの効果を確信。

証拠?ないよ

効果があることは自分で確認したのですが、残念ながら物証は全くなし!

回復はオイルじゃなくてマッサージとストレッチが上達したのかもしれないし、心肺は深い呼吸を意識的に行ったことで効果が得られただけかもしれません。

ただ、効果は(自分が感じた限りでは)確実に存在します。

1 回買えば 1 ~ 2 年は持ちそうなので、疑いの目を持っている自分のような人でも 1 回ポチっても損ではないはず。香りはいいですし。

(年末年始でも発送してくれるらしいぞ!ポチろう!)

宗教とかプラシーボじゃなかったよ!という記事のはずが否定できる物証がなにもないのが悲しいですがこういう記事を書けばちょっとは広まると思ったので…ね。

スポーツバルムはしらんけど唐辛子の匂いがすごいことだけは知ってる。