2016-17 東海CX#1 IRC TIRE 90th Anniversary Cup C2&SS
シクロクロスシーズンがやってきた
待ちに待ったシクロクロスシーズンの到来。
今回の東海シクロクロスは IRC タイヤの 90 周年記念ということで、エントリー費は据え置きで「速乾 T シャツ」「2 食+おやつ提供」「ドリンク飲み放題」という太っ腹っぶり。
(後者 2 つは BUCYO COFFEE 提供)
C2 とシングルスピードのダブルエントリーで挑みました。
事前情報では会場の鳳来ふれあいパークはどフラットとのことだったが、前日の大雨で水分を大量に含んでいた。
試走時間が終わった頃には予想通りコースの大半がマッド路面と化し、スピードレースになるだろうという予想は完全に外れだった。
なおシングルスピードのギア比は 38x17T に設定していた。
C2 と SS は最後の 2 レースだったので、他のカテゴリーを応援したりブチョーコーヒーの食べ物に舌鼓を打ちながら昼寝やアップを織り交ぜながら長い長い待機。
前年度最終戦のワールドネイチャープラザでは 3 位でギリギリ昇格を逃したため、ゼッケン番号は 1 番。アメリカの UCI レーサーが参戦しているとの情報を聞いてビクビクしているができることは限られているので開き直る。
朝にマッドだった路面は太陽に照らされて徐々に乾いてくるものの、(元)草地だった場所は完全に乾くことはなく、練りに練られた粘土のような状態になり、コースの半分を占めるグラウンド部分は水で適度に締まったような路面に。パワーレースの様相を呈してきた。
ホールショットはジュニアの選手に取られてしまったものの、5 番手以内で泥区間をクリアし、先頭パックにくらいつく。序盤では番手が大事なので前の選手をパスできるライン取りを意識しつつ展開。
今シーズンから取り入れた油圧 Di2 の装備があるおかげで非常にストレスフリー。
噂の UCI 選手(クルーズ)がペースアップしたのを皮切りに先頭パックが崩壊。この段階でパック最後部に落ちてしまった。
優勝しないと意味が無いとばかりに後半巻き返そうとしたが、階段で慌ててディスマウントのタイミングが遅れ、前輪を階段に打ち付け派手にパンク。
幸いすぐそこがピットだったので、待機していた SS バイクに乗り換え。
しかし泥区間では 38x17T ではギア比が重すぎた。
グラウンド区間では気持ちよく走ることができたが、泥区間をトルクと気合で押し切るしかなかったため、疲れでジワジワ後退して 10 位でフィニッシュ。
直後の SS クラススタート前に完全に出し切ってしまった形になったが、出ないのももったいないので無理を押して出場。先頭パックには全くついていけない。
ペースを落とせと叫んでみたらスク水さん含む先頭パックが雑談しながら走るレベルまでペースを落としてくれたがそれでも追いつけず(笑)
TCX のジオメトリがいいのか、ギア比の問題なのかわからないが SS のほうがスムーズに曲がれているので、コーナーではブレーキやらギアの前にラインを気にしたほうが良いらしいことがわかってきたので次戦に活かしたい。あと泥だとシラクノーマルよりサンドのほうが進むことも発覚(SS は前後シラクサンド)。
結果は散々だったものの、最高に楽しいレースの運営だった。
レース時間の問題で小倉トーストが食べられなかったのは残念だったが次の機会に楽しむとする。
コスプレしないと SS クラスの面白さが半減なので次はちゃんとします。