Maxxis Speed Terraneインプレッション
CX 常設コースで思う存分試してきた、泥だけど
前日にGIYO GF-94Tでなんとかビードを上げたSpeed Terraneを早速試走してみた。
幸か不幸か全日本シクロクロス選手権の当日なので、他のレースは一切無い。
そこで、近場のCXerと向山シクロクロスコースへ遊びに行ってきた。
三船雅彦さんプレゼンツのシクロクロス常設コースで、関西シクロクロスの1ステージにも使われている。
ちなみに関西クロスのレースは大雨に見舞われ、本日も小雨により完全なマッドコース。
Speed Terraneの得意分野はドライコースや重い芝のコースなのだが、果たして泥コースに使って大丈夫なのか、内心ビクビクしながらコースに突っ込んだ。
ちなみにSpeedTerraneはフロントのみ、リアは来週のマイアミに向けてシラクサンドを利用。
泥なのでフロント1.6BARのリア1.4BARで挑む。
泥でもサンドタイヤ信仰
野辺山も意外とサンドタイヤで走れる。これは自分で検証した結果。
泥がタイヤにまとわりつかないので漕ぎは軽く、空気圧下げればなんとかなるという理論。
ただ、野辺山は泥区間が殆ど下りの上に、スピードを上げて突入できる。
向山コースは登りの上にタイトコーナーだらけ。
このコースで行われた関西クロスの後、こんなツイートがあった。
ありとあらゆる場所でリアが左右に滑りまくり、ノブのないタイヤでは厳しい…
写真もリアが空回りしまくってます。
ただ、こんな状況でもSpeedTerraneのサイドノブはしっかりと仕事をしてくれておりフロントからスパーンとコケることはありませんでした。
しかもセンターがスリックなので泥づまり知らず、これはいいぞ。
マッドタイヤがすっ転ぶ下りでもこの通り!
ウィッチに不可能はない!(サンドタイヤ) pic.twitter.com/42tEISaQIk
— ゲン (@gen_sobunya) December 11, 2016
前輪に使う分にはかなりいい感じのタイヤです。
トラクションに関してはシラクサンドと対して変わりないと思われるので、コースによってはノブの高いタイヤを使うといい感じに運用できると思われます。
シケインと同じく、かなり幅広い路面に対応できるタイヤですね。
追記
関西シクロクロス、マイアミステージ(砂レース)で前輪として使ってみました。
砂と林間が合わさったコースなので、リム打ちしないように1.7気圧程度で利用。
美山に比べると空気圧を入れましたが、指で触った感じは縦に柔らかく、横に硬いので面圧を稼ぎやすい印象。パンクの心配も少なくて済むのでシラクに比べて空気圧高めでいいのかもしれません。
他人のシケインと比べるとサイドノブは低いですが、サンド使うよりはよほどサイドグリップがいいので安心してコーナー突っ込めます。