2020 年東海シクロクロス#3 ワイルドネイチャープラザレースレポート

RACEREPORT CX
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新東名の改善と共に、関東から地味にアクセスが良くなっている東海シクロクロス。

拠点を関西から関東に移しましたが、色々な条件を考慮すると遠征先として年数回赴くにはちょうどいい労力なので今後も東海エリアには積極的に参戦したいところ。

今回は日本有数の砂レースであるワイルドネイチャープラザのコース。

今年はオリンピックの延期とともに、お台場CXが流れてしまい砂レースに飢えていたところ。横浜から休憩を考慮しなければ4時間半で着くらしいので、同日の東北シクロクロスではなくこちらを選択。

リザルト

23/42位(-1lap, 全9周回)

機材

  • メインバイク
    • Bianchi ZOLDER Pro
    • Farsports CX TU + A.Dugast Smallbird 33mm (F,R: 1.3bar)

試走レビュー

前日試走では長くなった林間コースと、スタート直後の砂エリアの出口での180度ターンが例年と違うレイアウトになっていることを確認。砂質は冷え込んだ空気と土曜の午前に降ったらしい雨でかなり締まっており、非常に走りやすいコンディション。いつもの10cmシケインに加えて、砂丘前に20cmの低いシケインが追加されていた。

砂丘側の登りも全乗車できる状態で、2か所のシケインも共に乗車クリアが余裕かつ、乗っていくメリットのあるレイアウト。役物をうまくクリアすればするほど有利になる攻略しがいのあるコース。

あらかじめ車載しておいたバイクに装着していたDi2バッテリーが寒さでやられたのかすぐ空になってしまうアクシデントが起きてしまったが、現地の知り合いのおかげで事なきを得た。感謝しています。

ラストに小林さんと一緒に試走動画を作成。スピードは遅めだが登れて跳べて一安心。

https://www.youtube.com/embed/mGPXn9qUQdM

レース

今年は関東のレースが少ないうえにほぼJCX開催だったので、ポイントがほぼ稼げておらず最後尾スタート。

同じく関西東海 → 関東引っ越しのオッチーさんと共に気楽にスタートする。第1コーナーから案の定少しずつ外側が薄くなり、砂の第2コーナーでほぼ自由なライン取りで前方にジャンプアップする。この時点で15 ~ 19番手ほど。

その後は砂の乗車率とシケインの利を活かして展開するも、ハイペースが祟り2 ~ 3周したところでミスが目立ち始める。

砂重視の空気圧で挑んだつもりが、落ち葉が重なっている林間コースでも低圧のメリットが目立ってくれたので、それほど差は開かないものの杭に引っかかったり前転したりしているうちにパックから離れてしまい20位以下で単独走に。

砂でのミスを抑えつつ高い方のシケインだけ集中して大コケしないように気を取り直して走るも、ラスト2周のコントロールライン付近でトップの山中さんにラップされ残り1周に。尻を追っかけてラインを盗んで楽をするも、500mほどしか続かず…

最後の1周は保守的に砂区間のランを多めにしてゴール。最後の1周だけ板に触れずにバニーホップの形になっていたのが密かな満足。

これは序盤だが、撮っていてくれた人がいらっしゃった。数をこなすうちに上手くなっていったので、レーススピードのチャレンジで自信とスキルが両方上がった気がする。コソ練の高さを30cmにするか…

Photo

@kikuzo