Fujiyama Power-line Trailに行ってきました
Fujiyama Power-line Trail とは
東京電力パワーグリッドが管理している送電線メンテナンス用の道路をMTBコースとして整備した、最大7kmのMTB専用トレイルです。
ひっそりと始まったコースですが、eBikeの貸出や搬送の設定、有料のドローン撮影サービスなど、地味にサービスが充実しています。
通常は4000円/日で、2名様から10日以上前に予約が必要という設定ですが、2/23(富士山の日)にちなんで、1日1000円で搬送付き走り放題というイベントが開催されていたので、参加してきました!
申し込みは上記ページよりメールか、サポート契約店経由で行う必要があります。いつでも解放しているわけではないのでご注意。
アクセス
裾野市にある富士山こどもの国駐車場が中上級コースの入り口です。この日はコースに途中から侵入する初級者コースが設定されていましたが、普段は使えない模様。
東京方面からは裾野IC, 名古屋方面からは新富士ICが最寄りです。
この日は天気に恵まれ、駐車場から富士山がくっきり見えました!
コースレビュー
コースはアップダウンしながらの下り基調。
総評としては、スマイルバイクパーク以上ふじてん以下の難易度で、MTB初心者が脱初心者するためのコースとして非常に適切な難易度です。難易度が低すぎるわけでもなく、きっちり刺激的なセクションも備えています。押し上げも必要です。
大きなドロップオフはありませんが、フカフカの土やツルツルの湿った路面もありグリップを失いやすいセクションもあるので下りは油断禁物です。先日買ったZefal DEFLECTOR LIGHTが見事に役立ちました。
1本目の全編に渡って、GoPro Hero8 で撮影した動画をYoutubeにアップロードしましたので、詳細はこちらで感じていただければ…
グロスタイムで本コース40分、スタート地点に戻るまで30分といったところでした。脚のある2名だったのでペースは速めですが、明らかにXCの練習で来ていた人はこれより遥かに速いペースを刻んでいました。
コース説明にもある通り、2時間あれば複数名グループでちょくちょく休憩しても回り切れるかと思います。
中上級コース自走周回編
ゴール後、林道を下って搬送開始場所まで向かうか、舗装路を登って下ってスタート地点まで戻るか選択できます。
1本目は自走での周回をしてみました。ふじ山夢ロードなる大通りに出るまで緩やかなヒルクライムが続き、その後は富士山裾野の気持ちいい下り基調アップダウンで戻ります。
この道はとにかく開けており、富士山のビュースポットもあるので1回だけは通ってよいと思います。
搬送編
2本目を走って今度は搬送場所まで向かいました。普段は下ることなくゴール場所で回収してくれるようです。
この日はダートを数キロ下って舗装路に出てから回収となりました。30分周期で迎えに来てくれていましたが、普段がどういったシステムなのかは不明。最大で一度に5名程度が搬送の限界なので、1グループも5人以下に抑えれば周回が楽になると思われます。
設備編
この日は一部タイヤがマッドガードに擦るほど粘着質の土ができていましたが、洗車道具もキッチリ準備されていたので綺麗にして帰ることができました。
まとめ
この日は1000円なのでお得な気分でしたが、4000円と考えると搬送を使い倒して3〜4周したいところです。
とはいえ、スピード次第では2周で丸一日楽しめる上に比較的安全なコースなので、経験の少ないメンバーがいる中でいきなりふじてんのDHコースにご招待するよりは遥かにいい選択になります。
ソロ不可で予約が必要になるシステム上、グループライドの計画が必須ですが、景色は抜群に良くて開放的な気分になれること請け合いですので、MTB沼に人を引き入れる際に利用していただくのに最適!