1900円で買えるワークマンのMove Active ウォームジャージを購入してみた

REVIEW ROAD CX
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ワークマンジャージに S サイズ爆誕!

ワークマンカタログより
ワークマンカタログより

ワークマンの激安サイクルジャージは自分も気になっていた。

なんせ税込1500円だ。安さのレベルが違う。

残念ながらこの製品では下のサイズがMサイズ(身長下限目安165cm)までしか存在していないため、緩めのカットということもあり身長160cmの自分には合わないことは明らかだった。

しかし、このウィンタージャージにはSサイズ(155-165cn)がある!というわけで早速近場で漁って試着してみた。

参考記事はこちら

まとめ

  • S サイズ、大きすぎる…
  • ポケットが沢山ある。ジッパー付きポケットは少しだけうれしい
  • 防寒はかなり怪しい
  • 肌触りやストレッチ性はよい
  • ゆるすぎるカットが幸いして前傾姿勢でなくても使える
  • ロードサイクルウェアとしては価格を加味しても ★2
    • CXウォームアップウェアとしてなら ★4

ファーストインプレッション

試着
試着

どうみてもでかいというか長い

身長160cmに短足であって、なお着丈が余っている。というか普段着によくあうフィット感でサイクリングウェアという感じはあまりしないというのが第一印象。

サイクルウェアだとこんな感じ。自分はがっしり体形のはずなんだが色々布が余っている…

試着
試着

ビブショーツを履いたうえでこのジャージの裾を延ばすと、ウィッチさながらの見た目になる。

とはいえ、ここまでは予想済みだったので、腹案を試すために一旦購入

防寒性

やってきた野辺山
やってきた野辺山

2021年の野辺山シクロクロス会場という、関東近郊で寒さを先取りできる会場でお試し。

当日の気温は最高10度、シクロクロス試走という高強度と、周辺サイクリングの低強度で利用してみた。

高強度(シクロクロス試走)

非常にGood。かいた汗を排出しつつ、必要な分だけ保温してくれる。

シクロクロスという特殊な環境下でいえば、長い着丈も下に着たメインウェアを泥から守る点で役に立っている

ポケットが多い点も、車のカギやちょっとした物(空気圧計とか)を持ち運びたい試走の時に良い。詳細は省くが、実に8箇所ものポケットが装備されている点はワークマンらしい。

低強度(ポタリング)

端的に言って快晴とはいえ一桁の気温で使うには寒い

防風性がないので、当たり前といえば当たり前でなのだが、一桁気温ではウィンドブレーカー込みでもちょっとつらい

というのも、このジャージは首元のガードがかなり甘い

首元が寒い
首元が寒い

胴体部分がゆるいのはそういうものとして捉えることもできる。

しかし、首元も緩くなっており容赦なく風が吹き込んでくるので気温は 15 度程度は欲しい。これくらいの気温ならむしろ首周りは放熱してくれた方が助かるはず

結論

平野部の冬の入り口や、春の初めの時期に町中ポタリングをする分にはちょうどよさそうな出来。一方でシリアスなロードライディングにはちょっと使いたくない

安い、長い、ジッパーポケット有り、防寒そこそこ防風無しという特性を生かしてシクロクロスの試走に使うのが最適な使い方と自分も結論づけた。

ただSサイズの対応身長・対応胸囲の範囲は完全に嘘乙。もうちょっとサイクルウェアっぽいカットというか、サイズに応じたものを作ってほしい。