2022-23 前橋CX C1 レースレポート
Summary
- 世代交代という言葉が刺さる
リザルト
13/19位(+ 4:07)
機材
- メインバイク
- GIANT TCX ADVANCED PRO
- Farsports CX TU + A.Dugast Smallbird 33mm (F: 1.65bar, R: 1.70Bar)
コースレビュー
BMXコースに加え、グリップのいい芝と、砂利で転びやすい駐車場側の広場も特徴的だが、このコース最大の特徴は群馬特有のからっ風。
山から吹きつける風はホームストレートを完全な向かい風で地獄に陥れる。そして陸地の温度が高くなりやすい昼過ぎに最も強く吹く…つまり昼1のC1レース時間はその日で一番強い風に曝されることとなる。
階段と向かい風でペースを保てるか、そしてテクニカルなコーナーと細かいキャンバー、BMXコースのプッシュプルをいかに素早くこなせるかが問われるコース。
レース
この日のC1は20名かつ、主力はWNPの全日本選手権前哨戦へ遠征しているためか、普段は順位30%台以降を賑わせている選手だけで構成された。
自分のスタートゼッケンは4番だが、今年のレースリザルトを眺めると今日も60%程度が御の字というメンツでもある。
それはそれとして、スタート位置の恩恵を得るべくスタートスプリントと階段での位置取りはしっかりとする。その後はひたすら抜かれて順位を安定させる作業……順位1つを争うレベルならまだしも、中盤であれば1時間を通してペースを安定させた方がトータルで速くなりやすい。
また、自分はストレートの脚よりテクニカル区間で詰めていくのが得意なので、相対的に休みながらタイム差を縮めて後半にアドバンテージを活かして追い上げる方ことができるというのもある。
徐々に前を捕まえつつある(つもり)であったものの、中盤ホームストレート後の階段で大腿四頭筋が攣りかけ、以後ペースアップや踏みなおしができなくなってしまった。
その後は幽鬼のようになりながら無意識のままコースをクリアしながら、1時間走り切ってゴールした。
「C1も世代交代が~~~」というMCの言葉がやけに耳に残った。
Photo
Cover photo by @hiroyo_okubo