Stravaのログ管理を効率化するMyギア毎のデフォルトスポーツ設定

ROAD GRAVEL MTB
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日常的に複数台の自転車を同時に運用している際、どのライドでどのバイクを使ったのか修正するのが面倒ではないだろうか。通勤にはロード、週末のCXレースはシクロクロスバイク、ゲレンデに行くときはMTB…

Stravaの古参ユーザーはデフォルトバイクがまず設定されるので、最も利用頻度の高いバイク以外はログをアップロードした後にポチポチ修正していたのではないだろうか。

ようやくやってきたスポーツタイプごとのデフォルトギア設定

何年もStravaを使っていた自分も例外ではなく、ログ確認時に使用バイクの修正をすることがルーチン化していたが、2023/5のアップデートで、スポーツタイプごとにデフォルトのギアを選択できるようになった。

自転車とシューズでデフォルト設定が可能なスポーツタイプは、下記をご覧ください。
🚲自転車ギア: ライド、e-Bikeライド、バーチャルライド、ハンドサイクル、ベロモービルライド、MTBライド、グラベル ライド、e-MTBライド
👟シューズギア: ランニング、ハイキング、ウォーキング、バーチャルラン、トレイルランニング

これによってグラベルライドはグラベルバイク、ロードライドはロードバイクを自動的に使用バイクへ設定できるようになった。

Myギアとは

その名の通り、バイクやシューズの管理機能
その名の通り、バイクやシューズの管理機能

Myギアを使っていない人もいるかもしれないので一応解説。

一言で言うと、自分の自転車やシューズを登録してアクティビティログと関連付けることでギアごとの利用距離を算出するための機能。

これまでは、ランニング・サイクリングといったざっくりとした範囲でしか自動で関連付けが行われず、複数ギアを所持している場合は”デフォルトギア”を設定しておくことで優先的に1つのギアが関連付けられるようになっていた。なお、GARMIN CONNECTも類似の機能がある。

Zwift, グラベル, ロード, MTBが区別できるように

CXはローラーにセットされているのでバーチャルライドに設定
CXはローラーにセットされているのでバーチャルライドに設定

一覧の都合上PCサイトのスクリーンショットを貼っているが、設定自体はモバイルアプリから可能。

今の自分の自転車リストでは、ロードライドとグラベルライドをRevolt Advancedに、バーチャルライドをTCX Advanced Proに設定できた。ロードバイクがある人はライドにロードバイクを、MTBライドにMTBを登録もできる。

早いところシクロクロスのライドタイプにも対応してほしい…と言いたいが、そもそもStravaにはアクティビティタイプとしてのシクロクロスが存在しなかった。辛い。

チェーンやタイヤの消耗管理

パーツをを自転車に関連付けて何キロ走ったか積算できる
パーツをを自転車に関連付けて何キロ走ったか積算できる

今回のように自動で利用距離を追えるようになったことで、ギアごとのコンポーネント記録が俄然使いやすくなった。

元から存在はしていたものの、不断の努力でログを綺麗にしておく必要があり、複数台運用していると使う気の起きない機能だったが今回で事情が変わった。

チェーンやブレーキパッド・ローターといった利用距離に応じて消耗するパーツを登録しておくことで、何km走ったか管理でき、交換タイミングを知っておくことができる。一番使いたいのはタイヤごとの走行距離だが、複数ホイール運用をうまく扱えないのが玉に瑕。

ちなみに、後から過去日スタートで利用ギアを追加しても今日までの積算を算出してくれるので、消耗品交換した日をTwilogなどで思い出せれば後付けも可能。

細かいアップデートにはなるが、Stravaの開発体制に期待が持てるようなアップデートだ。