2024-25 JCX#3 幕張クロスME1レースレポート
リザルト
72/87位(-5 lap)
機材
- メインバイク
- GIANT TCX ADVANCED PRO
- Farsports CX TU + A.Dugast Typhoon 33c (F: 1.75 Bar, R: 1.8 Bar)
※今年からCYCPLYS AS2 PROの空気圧設定を基準に計測しているため、0.1Bar未満は推定
コース・タイヤセッティング
例年から大きくコース改定が成され、忍者返しの複数ライン化と盛り土箇所の減少によって、上下の動きの減ったコースとなった。
その分、コース中央の芝生区間スラロームが延長されたが、全体としてショートコース。また、多くのコーナーで最小限の減速で抜けられるよう調整が行われており、人が詰まって渋滞をそこかしこで引き起こしていた過去のレースの反省が十分に活きたものに変化した。
BMXコース付近の複合コーナーは、幕張コース初のレイアウトということもあり、試走5周中3周コースミスするという記憶のリセットできなさが不安要素。
スピード重視のコースではあるものの、スピードレースでは余計なブレーキが命取りとなるため、コーナースピードを稼げないセッティングだとジワジワと脚を削られてジリ貧になるというのが持論。Typhoonしか持っていないという事情もあるが、空気圧高めでグリップはノブ任せのセッティングとした。
レース展開
90人に迫ろうかというスタートリストで、後方スタート。
スタートでスルスルと前に出て、序盤のアドバンテージを活かすべくあとは全力……という雑なレースプランで挑む。どうせ序盤にいくつかトラブルが起きるので細かいプランを考えても無駄(フラグ)。
いざスタートしたら、早々に大クラッシュで足止めをくらい、その後も焦ったライダーの交錯に巻き込まれほぼ最後尾へ。走り出して10秒でそこそこ前に出られた時はやったかと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
必死の追走は記憶が怪しくなるほどのハイペース(主観)で、2周ほどしたところで視界が一気に狭くなって一度ペースダウン。
思考が戻ってきたところで踏みなおせたが、開成と真逆の心肺が足りずに脚が残っている展開というのが不思議だった。
周辺の選手と抜いたり抜かれたりを繰り返し、コーナーアドバンテージがあると感じた前走者のタイヤがシラクサンドであることにまるまる1周気が付けなかったりと、今思うと頭の回らなさで展開ミスをいくつかしていたのは反省。
残留のためのAJOCCポイント圏内ではないが、他人を抜く感覚を鍛えておきたかったので、最後に少し無理してポジションアップしてのゴール。
昨年までは関東JCX皆勤で前方グリッドから戦えていたが、最後方のカオスを初体験することとなった。年内はもう参加できるレースがなく、年明けのローカルレースでいかに残留のためのポイント稼ぎができるかがこれからの焦点となる。
ME2に落ちても息子に表彰台を見せるチャンスができるわけで、ポジティブな要素が無いわけではないが、参戦する以上は闘争心をもって挑みたい。
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Photo by @hiroyo_oo