使ってよかったMTBパーツ:ESI Grips & Brand-X Ascend Dropper post
組んだばかりの MTB を早速シェイクダウンへ、トレイルが近い家は良い。
モリモリ登ってモリモリ下る。
地元の MTBer のアテンドで何本かのトレイルを繋ぎ、激登りはあれど激下りは無し、だけども退屈な道も無しという楽しいコースを組んで頂けた。
王滝がメインスコープになるバイクなので、それにちなんだパーツを幾つか入れてみたなかで、当たりのパーツをメモ。どれも有名なので、今更インプレするまでもないかもしれないが…
ESI Grips chunky
グリップに悩んでいたところオススメされ、Ergon と悩みながら購入した一品。結論から言うと大正解。
30mm 径の Racer’s Edge はロンドンオリンピックで装着率 40%という売り文句。こいつは 32mm のトレイル向けモデル。ゴム製のグリップは放っておくと加水分解してベトベトになってしまうが、ESI グリップはシリコン製なのでそうはならない。カラーが多いのもポイント高い。
絶妙なグリップと振動吸収性で、以前の経験からカーボンハンドルの導入を迷っていた気持ちが雲散霧消。王滝のような長期戦で、後半の握力を奪いに来る微振動をほとんどカットしてくれる。ロックオンではないので、装着がクソ面倒だがそれだけの価値がある一品。
最近は気持ちだけエルゴノミック形状になったバージョンが有るらしい。
Brand-X Ascend Dropper seatpost
いわゆるドロッパーポスト。MTB 界における 21 世紀最大の発明らしい。
たった 1 回のライドで使っただけだが、ドロッパーのないトレイルバイクはもう考えられない。
ステルスドロッパー(シートチューブにワイヤーを通せる仕組み)なので見た目はスッキリだがセッティングはとっても面倒だった。
有名ブランドのドロッパーポストの 7 割~半額程度の値段で買えるが、ひとまず文句なく動いてくれた。耐久性は未知数だが、初期からガタつくなどの不具合は無し。
その他
TOGS も使ってみた。ESI グリップの写真でよく見るとついているのがわかると思う。登りでポジションが限定されるのは嬉しいが、思ったほど感動しなかった。
ドロッパーの衝撃が大きすぎたせいだろう。手のマッサージには非常に有効。MTB の Di2 も使ってみたいけど、まだちょっと予算がね…?
オークリーの PrizmTrail レンズも投入。視界の明るさがほぼ一定に保たれる上、ハイコントラストレンズのおかげで路面のギャップが見えやすくなる。
外した際の視界がおかしくなるのはカラーレンズのお約束。木漏れ日の中下るようなシチュエーションで効果を発揮してくれる。シクロクロスみたいなシビアなライン取りが必要になる時も有効